自律神経 と漢方薬

MENU

自律神経失調症の症状

 

 

自律神経失調症は、自分自身で制御することのできない神経のバランスが崩れる事を指します。

 

 

交換神経、副交感神経という2つの行動を司る昼間の神経と休息を司る夜の神経がお互いに作用することでおきます。

 

 

普段の健康な方というのは非常にバランスよく、活動と休息の切り替えができますが、
自律神経失調症になると、2つの神経がお互いに主張しあったり全く反応していなかったりすることで肉体的に影響がでてきます。

 

 

この原因は日ごろからのストレスや、遺伝、今までの過程で形成された性格など様々な要因を含みます。

 

 

現代社会において女性を中心に非常に該当される方が多く、自分は単なる自律神経失調症だ、と自己判断し他の重大な病気を見逃す原因にもなっています。

 

 

症状の出方が個人によって違い、判断のつきづらい症状であることから起こる事です。

 

 

しかし、更年期障害を始めとし、仮面うつ病、鬱病、がん、消化器障害などの病気などが自律神経失調症の症状として隠れてしまっている場合も多いですから、気になる場合は一度しっかりと受診して治療にあたるのがよいでしょう。

 

 

主な症状としては、頭痛、偏頭痛などの脳に関する事。耳鳴りや耳が詰まった感じのする耳鼻科の症状。

 

のどの調子が悪い、口の中が乾く、食べ物の味がわからなくなる味覚障害の症状。

 

 

目が疲れやすく、やたらまぶしい感じがしたり、目があかなくなったりする眼科の症状。

 

 

動悸息切れ、めまい、立ちくらみ、胸の圧迫感を感じたり、息苦しくて酸欠状態になったり急に冷えやのぼせを感じる症状。

 

 

胃の不快感、健康な状態にはない汗の出方をする、手足にしびれや痛みを感じる。

 

 

生理不順、性欲減退、肩こり、関節の痛み、倦怠感、食欲がない、イライラするなど数え上げたらキリがないような数です。

 

 

最近不調を感じている方は、一度自分の体に何が起こっているのかを知る事も含めて治療にあたってみてください。

自律神経失調症を漢方薬で治療する

 

 

自律神経失調症を東洋医学、漢方薬での治療を行う方も増えています。

 

 

漢方薬というものは、いくつかの生薬を組み合わせて配合することによって効果を生み出している薬です。

 

 

自分自身の体質や症状に合わせて選んで正しく服用することが大切です。

 

 

副作用がない事から気楽に思われ、効果がないと言われている方もいますが、これはれっきとした薬ですので体質によるものが大きいでしょう。

 

 

自分の体質にあった正しい使い方をすれば、漢方薬は非常に高い効能を持っています。

 

 

 

■黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)

 

非常に強い効果のある漢方薬です。のぼせ、イライラ、不眠症の状態によく効きます。

 

高血圧やノイローゼ、動悸などの更年期障害に伴う症状にも使用されます。

 

 

 

■甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)

 

ヒステリー、ノイローゼなどの神経の興奮に効果があります。

 

 

 

■四物湯(シモツトウ)

 

女性の総合的な自律神経失調症の症状に対して効果があります。

 

生理不順や貧血、冷え、疲れがとれないなど。

 

 

 

■三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)

 

肩こり、動悸、耳鳴りをはじめとし、胃炎や興奮に伴う出血、不眠症に効果があります。

 

強めの薬ですから、弱っている方にはあまり向いていないとされます。

 

 

 

■苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)

 

弱っている方に向けた漢方薬です。お年寄りなどでも利用できます。

 

頭痛や動悸息切れ、更年期障害、メニエール症候群、低血圧などに効果があります。

 

 

このような漢方薬を使用することで、日ごろからの自律神経失調症に伴う体調不良を改善することが見込まれます。

 

しっかりと漢方薬などを使用していくことで不快な症状を克服できますから、少しおかしいと感じた方は試してみると良いのではないでしょうか。

 

自分は自律神経失調症だ、と思い悩む事よりも前向きな気持ちでいる事が大切です。