認知症と漢方薬

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認知症との付き合い

 

認知症という言葉に馴染みがなくとも、アルツハイマー、呆け(ボケ)、痴呆症という言葉は聞いたことがありますよね。

 

これは脳の障害によってものごとの認識ができなくなったり、人格を失ってしまったりする症状です。

 

これらの認知症の症状というものは、生きている限り非常に不安を感じてしまうことだと思います。

 

例えば今現在介護にあたっている方であれば、その負担はかなりのものですから仕事もままならなく収入の面や肉体的な疲労の面でもひどく疲れを感じます。

 

 

そして、ある程度の年齢になってくると自分が認知症になってしまうのではないかという不安も出てきます。

 

誰しもが家族に迷惑をかけたくない、自分が寝たきりになっているのを想像したくないでしょう。

 

生活に大きな影を落とすことになる、この認知症。

 

少しでもその発症する可能性を減らすため、発症してしまったら進行させない為、元気でまだ自分で判断できるうちから予防をしていく事が大切です。

 

また、家族に発症してしまっている方がいるのならば、少しでも健康な状態になってもらう為努力していきましょう。

認知症と漢方薬

認知症には漢方薬がとても効果があるという研究成果が発表されています。

 

一般的にもNHKの「ためしてガッテン」でアルツハイマー特集として驚くほど効果のある漢方薬が放送された事があるので、ご存知の方もいらっしゃる事だと思います。

 

東北大学と北里大学の医療研究によって漢方薬の効能は高い認知症への効果が出されています。

 

これを元に実際に使用してみたご家族の方などからも、いわゆる口コミのような感じで徘徊や認識できなくなるなどの問題行動が目に見えて減っていったという報告もあります。

 

漢方薬は実際に脳へどうのこうの、や原因を取り去ってどうのこうの、と言った薬ではないことを覚えておきましょう。

 

体の中の流れを正常な状態に助ける働きをし、その結果として症状が治療される、改善される薬です。

 

つまり根本的な部分から人間本来の力を使って治療していきます。

 

そのために認知症という症状の名前ではなく、本人の状態に合っている漢方薬が必要となってきます。

 

スーパーやドラッグストアで、「おばあちゃん、これは認知症に効くんだって」と言って買ってきた薬では何の意味も持ちません。

 

もし真剣に症状と向き合っていこうとおもうのなら、漢方薬を扱う病院。

 

またはしっかり時間をかけて診断を行う漢方薬局などを使い、どうせ薬を飲むのであれば効く薬を飲むようにしましょう。

認知症に効く漢方薬

認知症に効くとされている漢方薬は、まず当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)というものがあります。

 

これは痩せていて体力のないような方に使われることがあります。

 

元々ホルモンの安定をさせる漢方薬であり、女性の辛い更年期障害に処方されるなどして大きな効果があったものです。

 

冬になると手足が冷えてしまって血行もよくないような方は、認知症と合わせて覚えておくと良いかもしれません。

 

同じような種類で効果が高いとされているものには、抑肝散(よっかんさん)温清飲(うんせいいん)などがあります。

 

そして次に加味温胆湯(かみうんたんとう)と言う薬もアルツハイマー型の認知症に効く漢方薬として有名です。

 

これは、不眠症気味の方などに処方されていましたが、応用して認知症にも効果があることがわかりました。

 

東洋医学会の発表では副作用もなく、感情的な面で改善されている例があることが確認されています。

 

足腰が弱ってしまって、家にこもりがちになり、お友達との会話もおっくうになっているような方は要注意です。

 

認知症に対して気をつけていかねばなりません。

 

そのような方には、六味丸(ろくみがん)八味地黄丸(はちみじおうがん)などが使われることがあります。

 

これは下半身、つまり足腰が弱くなってきた方に処方されることの多い漢方薬です。

 

尿失禁などがある方でも改善する可能性があります。下半身を丈夫に戻しつつ、体力をつけます。

 

外でお友達と散歩したり、旅行したりの刺激は非常に認知症に有効なことです。

 

何か不安がある方は専門の方にしっかりと相談して、残らず解決できるよう努力していきましょう。