婦人病と漢方薬

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婦人病の原因と症状

 

婦人病とは、女性特有の体に起こる病気の事を指した名称です。

 

 

月経の痛み、生理不順、月経がこない、月経の回数、日数が異常に長かったり短かったりする生理に対すること、
子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がんのような子宮内で起こる病気などです。

 

 

さらに広く見ますと、膀胱炎、更年期障害、骨粗しょう症、不妊症なども婦人病として考えられます。

 

 

これらの症状として、肩こり、動悸息切れ、耳鳴り、頭痛とめまい、神経痛、イライラするなどの不快な体調不良があらわれるケースも少なくありません。

 

 

原因は、女性で悩む事の多い下半身を中心とした冷え性、ストレスなどによる自律神経失調症、骨盤のゆがみによる女性ホルモンのバランスが崩れる事にあると考えられています。

 

 

男性であれば軽視しがちになる生理痛なども、病気ではないと言われていますが実際痛みの原因を探ると重大な病気が隠されていることもあります。

 

 

自分で我慢してしまう事が多いのではないかと考えますけれど、あまりにひどい場合はすぐ婦人科を受診されることをおすすめします。

 

 

単なる生理不順だと思っていたら、大きな子宮筋腫ができていたというケースもありますし、実際にそれが不妊に繋がっていたという事実もあります。

 

 

婦人病といえば中年女性のイメージですが、最近では生活の変化から若い女性でも婦人病の症状に悩まされる事が多くなってきました。自分の体調不良の原因は、一体なんであるかをしっかりと確認して理解することが一番大切です。

婦人病の漢方薬治療

 

婦人病は漢方薬治療で大幅に改善されるケースも少なくありません。

 

 

漢方薬といいますと少し胡散臭く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、要は薬草、ハーブを利用した自然由来のお薬を使用する方法です。
中国の物だから危ないと感じる方ももちろん中には大勢いらっしゃいます。

 

 

そのおかげで良心的に営業していた漢方薬局が次々と閉店する危機に追い込まれているのは悲しいことです。

 

日本の漢方薬局で処方される漢方薬は、厳しい日本の基準をクリアしている物なので中国で混入しているような有害な物質は含まれません。

 

 

多くの病院で利用されている事からも、それは理解できることでしょう。

 

危ないのは、個人輸入などで中国から直接買い付けてきたりお土産で購入したりするものです。

 

日本の検査基準と中国の検査基準は異なりますから、そういった事態になるのです。

 

実際に中国からお土産で購入した漢方薬を使用して具合が悪くなったり、有害な物質が含まれたりしていても自己責任です。

 

 

そのような事にならないようにしっかりと、安心できる病院や漢方薬局を探してみてください。

 

そして、婦人病というものに対しての漢方薬の効果というものは、即座に症状に対して影響する西洋医学の薬とは異なります。
ゆっくりと普段の生活に取り入れつつ、生活自体を変化させながら原因を取り除いていく方法です。

 

 

その為、時間はかかりますが少しずつ症状は良い方向に向かうことになります。

 

痛みなどを薬で緩和させて、手術などで治療を行う西洋医学との大きな違いはここです。

 

 

それぞれ、婦人病の症状や体質に合わせて一人ひとり処方を行いますから、自分にはよく効いたので人に薦めたら余計具合が悪くなる、などという事も考えられます。同じような婦人病の症状と言いましても、個人個人でしっかりと受診をし、自分に合わせた漢方薬を使用することが何より大切です。

婦人病に処方される漢方薬

 

■桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

 

生理痛に処方される事の多い漢方薬です。月経の血の凝固を抑え子宮収縮の痛みをやわらげます。

 

出産の回復時や手術後のホルモンバランスを整えたりするのにも使用されます。

 

 

 

■小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)

 

妊娠時のつわりのひどい時などに処方される漢方薬です。

 

つわり以外にも嘔吐のひどい時の症状改善として使用されます。

 

 

 

■女神散(にょしんさん)

 

のぼせ、めまいなどを血液の循環によって改善させる漢方薬です。

 

色々な効果のある生薬を配合していますから、頭痛、動悸、不眠、イライラなどの自律神経失調症の症状から

 

更年期障害の症状まで幅広く対応しています。

 

 

 

 

これらの他にもまだまだ漢方薬はたくさんあります。

 

漢方薬には食べ合わせ、飲むタイミングなどがありますから、しっかりと用法を守り普段の生活に取り入れつつ婦人病の症状を改善していきましょう。