不妊治療と漢方薬

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不妊治療と漢方薬

 

今日、不妊治療は西洋医学だけではなく、漢方薬による治療を取り入れた方法が用いられます。

 

不妊とは「妊娠を希望する男女が、ある一定期間性生活を行っても妊娠しない状態」と定義づけられ、最近では10組に1組の夫婦が不妊と言われています。

 

 

不妊治療専門のクリニックも多くあり、治療に通う人も増えています。不妊になる原因はさまざまで、男性が原因の場合も女性が原因の場合もあります。

 

 

近年、働く女性が増えており、ストレスの増加・外食、ダイエットなどによりバランスの良い食事ができていないこと・エアコンによる体温調節機能の低下など一般生活におけるさまざまなことが不妊の原因となっていると考えられています。

漢方薬による不妊治療

不妊治療に用いられる漢方薬の代表が、当帰芍薬散や温経湯です。

 

当帰芍薬散や温経湯は間脳に働き、黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンの分泌を高め、エストロゲンやプロゲステロンの分泌増加に作用すると言われています。

 

これらの漢方薬は排卵障害にも用いられます。

 

また、不妊治療中の人は胃腸が虚弱である例が多く、漢方薬として六君子湯や香蘇散、小建中湯などの胃腸を丈夫にする薬を用いることもあります。

 

また、不妊症はストレスが原因になるとも言われていて、心的要素が強い場合は、不妊治療に抑肝散や加味逍遥散などの漢方薬を使います。

 

排卵障害が原因の場合の不妊治療には、先ほど述べた当帰芍薬散以外にも、生理痛時の鎮痛薬としても使われる芍薬甘草湯が有効な漢方薬と言われています。

 

排卵障害はテストステロンと呼ばれる男性ホルモンやプロラクチンが多すぎることが原因の場合があるのですが、芍薬甘草湯はこれらのホルモンの分泌を抑える作用があるのです。

不妊治療の漢方薬は個人個人合うものが違う

以上述べてきたとおり、不妊治療に使われる漢方薬は数多くの種類があり、個人個人にあった漢方薬を見つけることが大切になります。

 

そして、いうまでもありませんが、不妊の原因となる不規則な食生活やストレスのかかる生活をいかにうまく正していくかが重要です。

 

不妊治療のためにクリニックを訪れることは女性にとってはハードルの高いことかもしれませんが、検査をして医者と話しをするだけでもいろいろ不安な面は解決されていくものですので、まずは気軽に受診してみましょう。