漢方薬のCM

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漢方薬のcmを見たことがありますか

漢方薬のcmを見たことがありますか?メーカーはツムラ、ロート、このあたりがやはり有名ですよね。
その内容で多いものは、葛根湯(かっこんとう)、防風通聖散錠(ぼうふうつうせいさんじょう)、
十全大補湯錠(じゅうぜんだいほとうじょう)、コッコアポ錠・・・と数え上げたらキリがありません。
ロートの和漢箋(わかんせん)なども漢方薬cmのシリーズ物としては非常に有名です。
この漢方薬というものは、cmで言われているような効果が実際にあるものでしょうか。
これが一番一般消費者の方々には気になるところですよね。
結論から言いますと、「使ってみなくてはわからない」のです。
こう書きますと「なーんだ」と思う方も少なくありません。
しかし決して誇大広告というわけでもなく、実際に漢方薬はよく効く薬なのです。
何故こんな事が起きるのかということを考えていきましょう。

漢方薬のCMの危うさ

漢方薬のcmというものは必要性があるのか、とても微妙ではないでしょうか。
民間治療薬のような扱いで非常に身近であることは事実ですが、医薬品です。
サプリメントのように気軽にあれもこれも、と何でも使っていけば良いわけではないのが漢方薬です。
前記の葛根湯は風邪薬、防風通聖散錠(ナイトシール、コッコアポを含む)は、ダイエット薬のようなイメージを持たれると思います。
そして風邪に使った、メタボが気になるからダイエットに使った。しかしその効果は全然なかった。
むしろ副作用で具合が悪くなったのでクレームをつけよう、のような事もあるわけです。
これは、漢方薬のcmでなになにに効く薬、として紹介しているのが問題だと言えます。
本来は使い方もしっかりと正しく使用しなくてはなりませんし、効く人、効かない人、使ってはいけない人、さまざまな理由があります。
素人が自己判断で使って全員に効果の期待できるほど、簡単な薬ではないのです。
薬を実際に買ってみてきっちり説明などを読み、病院の医者や薬剤師に使用してもよいか確認する。
そこまですれば自分に効かない理由というのが見えてくるのですが、さすがにそんな方はなかなかいません。
cmで見た段階では、漢方薬は自分の症状に効くと思い込んでしまっているのですから。

漢方薬の正しい使用法

漢方薬は、正しい使用法をすれば西洋薬にないような素晴らしい効能を持っています。
今までいくら治療しても治らなかった病気が原因から解決できるような、そういったお薬です。
しかしその取扱いは難しいものです。
漢方薬を選ぶ行動ひとつとっても、陳列されているものを「肥満に効く」「風邪に効く」「不眠に効く」と書かれているのを
気楽にカゴに放り投げて、レジを通して使えばいいというものではありません。
漢方薬を実際に漢方薬局、病院などで処方してもらうには「証」というものをとります。
自分の体質、容態、困っている症状、日常生活、食生活、そういったものから処方する内容を決めていくのです。
ダイエットひとつとっても、隠れ肥満の方なのか見るからに恰幅のいい方なのか。
冷え性気味の方なのか、体が熱くのぼせ気味の方なのか、健康そうにツヤツヤした方なのか、顔色悪く血行のよくない方なのかでも違いがでます。
簡単に挙げただけでも、これらを組み合わせたら何通りの結果が出るか数の多さがわかるでしょう。
cmで言われるような効果を期待できるのは、その薬にピッタリとマッチしている方だけです。
自分に合わなかった場合には、下痢や嘔吐などの副作用から、重い肺炎などの状態もごく稀に出ることがあります。
この自分に合わせた漢方薬を選んでいくのは、医者や薬剤師の仕事です。
体格のいい中年男性ではつらつとしていつも汗をかいているような方によく効く漢方薬が、
体も小さく細身の若い女性、冷え性で胃腸も弱い方にも絶大な効果を発揮するということはないのです。
もし、本当に効く漢方薬を探しているのならcmなどで判断せず、きちんとそれなりの機関で判断してもらうことです。

間違ってもサプリメントのような気楽に大量摂取してしまう事はしてはいけません。